@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000937, author = {松宮, 敏恵 and 依田, 光正 and 小野, 玄 and 川手, 信行 and 水間, 正澄}, issue = {5}, journal = {昭和医学会雑誌}, month = {2010-10, 2019-07-26}, note = {62歳女性。両下腿の筋肉痛、全身筋力低下、を訴え受診。精査の結果皮膚筋炎と診断されX年5月入院となった。内科治療開始後画像所見で右卵巣周囲および腹腔内に腫瘤を多数認め卵巣癌疑いで婦人科転科後開腹術施行したところ右卵管癌と診断され腫瘍摘出術施行された。術後免疫抑制療法、抗癌治療にて卵管癌再発は認めずX+1年1月退院した。入院の翌日リハビリテーション(以下リハ)依頼があった。四肢体幹の重度筋力低下および嚥下障害を合併していた。ベッド上でもリハ開始と共に定期的な嚥下機能評価と摂食機能療法を行いつつ、嚥下機能改善に伴い食事形態を上げていった。10月には常食摂取可能レベルとなり、誤嚥性肺炎発症の合併も防ぐことができた。屋内外で監視見守りでT字杖歩行にて退院した。皮膚筋炎は比較的稀な疾患であるが、悪性腫瘍を併発する頻度は一般集団に比べ高い。また皮膚筋炎の嚥下障害の発生頻度も2~12%と少なくはなく、誤嚥性肺炎が原因となり死亡する例も多く報告されている。悪性腫瘍随伴性の皮膚筋炎のリハでは、悪性腫瘍の病状、治療経過に応じた四肢体幹の筋力強化と共に嚥下障害に対するアプローチが非常に重要であると考えられる。(著者抄録)}, pages = {424--429}, title = {卵管癌に合併した皮膚筋炎における重度嚥下障害のリハビリテーションの経験 急性期から慢性期に至るリハ経過の変化}, volume = {70}, year = {} }