@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000092, author = {丹澤, 盛 and 笠原, 慶太 and 酒井, 翔吾 and 黒田, 佑介 and 藤崎(工藤), 恭子 and 蘒原, 洋輔 and 堀内, 一哉 and 石井, 源 and 松倉, 聡 and 門倉, 光隆}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2017-08, 2019-07-26}, note = {2016年の本邦において,肺がんは全がん死亡数の中で一番目に多い疾患である.本邦の肺がん検診では,非高危険群に対する胸部X線検査,および高危険群に対する胸部X線検査と喀痰細胞診併用法が行われている.当院が位置する横浜市都筑区の肺がん検診の結果を,横浜市全域および全国集計の結果と比較しながら,都筑区における肺がん検診の動向を検討した.検診受診者数および受診率は経年的に増加傾向にあり,医療従事者および都筑区民の肺がん検診に対する意識向上が窺い知れる.要精検とされた患者群の精査結果では,陳旧性炎症性変化と非結核性抗酸菌症を含む気管支拡張症が多く,次いで間質性肺炎が多かった.また,肺がんを疑う症例の多くは当院に紹介されており,都筑区における当院の信頼度の高さを示す結果となった.精度管理指数である要精検率は,11%から8%へと経年的に低下傾向である.フィルム出力からデジタル出力に移行し階調調整ができるようになったことで,従来から読影が困難とされてきた部位が評価しやすくなったことが理由の1つとして重要である.厚生労働省の精度管理目標として提示している要精検率3%に比し,都筑区の要精検率は高い値を推移しているが,胸部CTにて精査される症例が多いゆえ,肺がん発見率は全国結果に比し高い値を示していると考えられる.しかし,肺がん検診における読影者のd判定,e判定の認識および肺がん発見率の集計方法に,肺がん検診ガイドラインと検診実施地域間で解離が存在することが懸念され,さらなる検討が必要であると考えられた.}, pages = {434--441}, title = {横浜市都筑区における肺がん検診の検討}, volume = {77}, year = {} }