@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000870, author = {沢田, 晃暢 and 内田, 諭子 and 三輪, 教子 and 大山, 宗士 and 繁永, 礼奈 and 伊達, 由子 and 鈴木, 研也 and 榎戸, 克年 and 中村, 清吾 and 三田村, 圭太郎 and 田島, 勇介 and 村上, 雅彦}, issue = {5}, journal = {昭和医学会雑誌}, month = {2011-10, 2019-07-26}, note = {センチネルリンパ節(SLN)の同定方法として、色素法、ICG蛍光法、ラジオアイソトープ(RI)法、色素+RI併用法と数多く議論されてきているが、現段階ではどの方法がベストであるかは結論が得られていない。当教室では、2005年4月よりICG蛍光法によるセンチネルリンパ節生検(SLNB)を行っており、今後の臨床応用のために検討を試みた。対象および方法:対象患者は2005年4月より2010年3月の期間にSLNBを試行した原発性乳癌患者409例(32~81歳)である。2005年4月~2007年12月(214例)は腋窩郭清を考慮し、同意が得られた患者には、腋窩リンパ節郭清(ALND)を行い第1期間とした。2005年4月~2010年3月(409例)までは全期間としてSLNの同定について詳細を検討した。結果:第1期間でSLNBを行った214例中、ALNDを同時に追加した症例が81例であり、ALNDを省略した症例が133例であった。81例中T1までの42例で偽陰性率は0%であったが、T2からの26例では偽陰性率が44%であった。全期間でみると、SLNBを試みた410例中409例(99.8%)にSLNを確認できた。その409例中314例のSLNが陰性であり、SLNの陰性例で現在までに再発を認めた症例は4例であった。また、術後の摘出標本内の腺内リンパ節に転移が存在した症例を314症例中3例に認めた。考察:ICG蛍光法によるSLNBの一番の利点は、RI法と違い施設を選ばず簡単に行えることである。さらに色素単独法に比べて偽陰性率が少なく信頼性が高い。欠点としては、腺内リンパ節がSLNであった場合、RI法とは違いSLNを見逃すことになる。また、ピンポイントでSLNを同定できず、術前の局所麻酔下SLNBには不向きである。(著者抄録)}, pages = {497--504}, title = {乳癌ICG蛍光法によるセンチネルリンパ節生検 昭和大学病院での成績}, volume = {71}, year = {} }