@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000869, author = {高橋, 奈々子 and 安原, 努 and 五味, 一英 and 福地, 邦彦 and 関口, 孝次 and 立石, 裕子 and 宇賀神, 和久}, issue = {5}, journal = {昭和医学会雑誌}, month = {2011-10, 2019-07-26}, note = {昭和大学病院における多剤耐性緑膿菌(MDRP:multidrug resistant Pseudomonas aeruginosa)、extended spectrum β lactamase(ESBL)産生Escherichia coli、ESBL産生Klebsiella pneumoniae、ESBL産生Klebsiella oxytoca 2006~2010年度の分離頻度、および2010年度の多剤耐性Acinetobacter baumanniiの分離状況を報告する。MDRPは分離された緑膿菌の0.5~6%、毎月1~5株であった。ESBL産生E.coliは、分離されたE.coliのうち10~20%を占め、毎月10~40株検出された。ESBL産生E.coliは第三世代cephalosporin薬耐性E.coliのほとんどを占めた。K.pneumoniaeは総数の10~20%が第三世代cephalosporin薬耐性株であり、その約半数の毎月2~4株がESBL産生K.pneumoniaeであった。K.oxytocaの第三世代cephalosporin耐性株は総数の10~20%の2~6株であり、ESBL産生株はほとんどなかった。MDRPとESBL産生菌の分離は、2006から2010年度で大きく変動することはなかった。2010年度のA.baumanniiは毎月10~20株が分離され、3系統耐性株は、4患者の6部位から検出された。この中で、MDRAの定義であるImipenem、Amikacin、Ciprofloxacin耐性株は1患者から検出された。残りの3患者由来の3系統耐性A.baumanniiはいずれもMeropenem、Gemtamicin、Ciprofloxacinに耐性であり、ImipenemとAmikacinには感受性であった。薬剤耐性菌の感染拡大の防止のためには、的確な報告が必要であり、今後耐性遺伝子解析を含めた感度の高い検査法の導入が必要となる。(著者抄録)}, pages = {490--496}, title = {昭和大学病院におけるMultidrug resistant Pseudomonas aeruginosa、ESBL産生Escherichia coli、Klebsiella pneumoniae、Klebsiella oxytocaおよびMultidrug resistant Acinetobacter baumanniiの検出状況(2006~2010年度)}, volume = {71}, year = {} }