@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000857, author = {大脇, 理子 and 田中, 明彦 and 横江, 琢也 and 松倉, 聡 and 山本, 義孝 and 渡部, 良雄 and 山本, 真弓 and 大田, 進 and 山口, 宗大 and 足立, 満}, issue = {6}, journal = {昭和医学会雑誌}, month = {2011-12, 2019-07-26}, note = {背景・目的:吸入流速(PIF)の低下は吸入ステロイド薬(ICS)の効果を減弱させることが知られている。そこで、ICSを実際に使用している喘息患者におけるPIFの現状を調査し、PIFを規定する患者背景因子について検討する。方法:昭和大学呼吸器・アレルギー内科外来に通院中の成人喘息患者130名(男性47名、女性83名)を対象に、患者背景因子を調査すると共にIn-Check Dial(diskus用のアダプター)を用いてPIFの測定を行った。結果:PIFの平均は86.9±26.9L/分で、男性は女性と比較し有意に高値であった。年齢と身長で補正してもその傾向は同様であった。PIFが50L/分未満の患者は130名中6名(4.6%)で、その内5名が女性であった。患者背景因子の中でPIFと有意な相関関係を認めたのは年齢、身長、%FVC、%FEV1、ACTであった。これらの間で偏相関を解析したところ、年齢、%FVC、%FEV1にPIFとの有意な相関を認め、これらがPIFとそれぞれ独立して相関関係を有することが示唆された。結語:高齢(特に女性)で、呼吸機能が極端に低下している喘息患者は吸入流速が低下している可能性が高いため、その点を考慮に入れICSを選択するべきであると考える。(著者抄録)}, pages = {610--615}, title = {気管支喘息患者の吸入流速とその規定因子に関する検討}, volume = {71}, year = {} }