@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000081, author = {櫛橋, 幸民 and 勝田, 秀行 and 池田, 賢一郎 and 江川, 峻哉 and 池谷, 洋一 and 斉藤, 芳郎 and 鴨志田, 慎之助 and 北嶋, 達也 and 小林, 一女 and 嶋根, 俊和}, issue = {5}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2017-10, 2019-07-26}, note = {縦隔内甲状腺腫は全甲状腺手術の0.16~3.3%と比較的稀な疾患である.縦隔内甲状腺腫は甲状腺腫が縦隔内または胸腔内に存在するものであるが,明確な定義は存在しない.Katlicらの「病変の50%以上が常に縦隔内に存在する」という定義が用いられることが多い.われわれは当センター開設から2016年7月31日までの約1年10か月で4例の縦隔内甲状腺腫の手術を経験したので,文献的考察を加え報告する.全甲状腺手術において縦隔内甲状腺腫の占める割合は5.9%であった.症例の年齢は56歳から68歳で平均年齢は61.8歳,男女比は1:3であった.全例穿刺吸引細胞診を施行し,3例が正常もしくは良性,1例が鑑別困難であった.腫瘍が増大した際に諸症状が増悪したり,手術侵襲が大きくなることなどから全例手術加療とした.摘出困難な場合や予期せぬ出血時の対応を呼吸器外科,心臓血管外科と術前に協議した.手術は全例頸部アプローチで手術可能であり,全例術後声帯麻痺はなかった.また,胸骨切開などの術式変更を要した症例もなかった.摘出困難時や予期せぬ出血などの状況を考え,呼吸器外科や心臓血管外科と術前に協議をしておくことは大切であると考える.}, pages = {570--577}, title = {当センターにおける縦隔内甲状腺腫の手術適応についての検討}, volume = {77}, year = {} }