@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000068, author = {臼井, 勇樹 and 西川, 洋生 and 新妻, 学 and 池田, 純 and 稲垣, 克記 and 松本, 一磨 and 木村, 仁 and 伊能, 教夫}, issue = {6}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2017-12, 2019-07-26}, note = {肘頭関節内骨折の手術法について有限要素解析を行い,インプラントの設置を検討した報告はない.本研究ではプレートからのスクリューを尺骨軸と水平に髄内に挿入したモデルと軟骨下骨を通るように打ち上げて挿入したモデルの有限要素解析を行い,固定性を比較・検討した.肘関節CTから尺骨近位のヤング率分布有限要素モデルを作成した.また,プレートとスクリューのモデルも作成し,組み合わせてプレート設置モデルを作成した.プレートの近位1本のスクリューのみの挿入角度を変化させ①尺骨軸と水平に髄内に挿入したスクリューのモデル②軟骨下骨を通るように打ち上げたスクリューのモデルを作製した.2通りのモデルについて筋骨格モデリングシミュレーションと有限要素解析を組み合わせて行い,肘屈曲20度,40度,90度,150度での応力分布と関節面の骨折部の転位量を求めた.肘関節屈曲20度,40度ではモデル間の差は認められなかったが,関節反力が近位骨片に作用する肘関節屈曲90,150度において,①では近位3本のスクリューとプレートにも同様に高い応力が認められたのに対して,②では打ち上げたスクリューにのみ高い応力が認められプレートには応力の変化は認められなかった.関節面の転位は最も差が認められた肘屈曲150度において①0.292mm,②0.007mmとなった.骨折部を超える長いスクリューを関節面直下の軟骨下骨に挿入し関節面を支持することで,固定力を向上させることができると考えた.}, pages = {716--724}, title = {肘頭のヤング率分布有限要素モデルに基づいた関節内骨折の至適内固定法の研究}, volume = {77}, year = {} }