@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000455, author = {藤居, 直和 and 川口, 顕一郎 and 中村, 泰介 and 五味渕, 寛 and 嶋根, 俊和 and 三邉, 武幸 and 洲崎, 春海}, issue = {1}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2013-02, 2019-07-26}, note = {耳下腺腫瘍の治療は、手術療法が第1選択となる。しかし、耳下腺内には顔面神経が走行しており手術後に顔面神経麻痺の可能性があるため、患者側も手術をためらうことがある。病理組織像も多彩で、術前に診断をつけるのが困難な場合も少なくない。今回われわれは、2002年4月から2007年3月までの5年間に、当科で治療を行った耳下腺腫瘍84例について年齢、性別、病理組織、病悩期間、腫瘍の大きさ、腫瘍の局在、術後合併症、さらに症例数の多かった多形腺腫、ワルチン腫瘍について検討を行ったので報告する。全体の平均年齢は55.5歳、性別は男性43例(51.2%)、女性41例(48.8%)であり、良性腫瘍が80例(95.2%)、悪性腫瘍が4例(4.8%)、病理組織学的分類では、多形腺腫29例(34.5%)、ワルチン腫瘍35例(41.6%)であった。腫瘍の大きさは、8mmから92mmで平均29.7mm、腫瘍の局在では、浅葉55例(65.5%)、深葉29例(34.5%)であった。合併症は、顔面神経麻痺14例(16.7%)、唾液瘻10例(11.9%)、フライ症候群1例(1.2%)、合併症率25例(29.8%)であった。多形腺腫とワルチン腫瘍の比較では、多形腺腫の方が平均年齢が低く、女性に多く認められ、ワルチン腫瘍は平均年齢が高く、男性に多く認められた。病悩期間はワルチン腫瘍の方が長く、大きさもワルチン腫瘍の方が大きかった。腫瘍の局在は、多形腺腫が浅葉に多く認めるのに対し、ワルチン腫瘍では浅葉と深葉に明白な差を認めなかった。術後合併症には両腫瘍に差は認められなかった。(著者抄録)}, pages = {15--21}, title = {昭和大学藤が丘病院における耳下腺腫瘍の検討}, volume = {73}, year = {} }