@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00004194, author = {佐々木, 舞子 and 大﨑, 千恵子}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2022-08, 2023-04-07}, note = {ストーマを造設した高齢者の体験を先行文献から明らかにすることを目的とした.医学中央雑誌WEBを用い,1985年~2019年で検索語「ストーマ」「高齢者」に「体験」を掛け合わせ,看護文献,原著論文に限定し,検索された文献は26件抽出された.英文献では,CINAHLを用い,2008年~2019年で検索語「stoma or ostomy」に「aged or elderly」と「experience」を掛け合わせ,看護文献,原著論文に限定し37文献が抽出された.抽出された文献の内容を読み,ストーマが造設されている高齢者の体験を対象とした和文献6件,英文献2件を文献検討の対象とした8文献を比較検討した.その結果,本研究対象とした文献において明らかとなった参加者の体験は,術前には「ショックを受ける」,術後には「ストーマを直視する」,そして「ストーマケアに関する教育を受ける」であった.退院後は,「ストーマに関連した不都合や不具合」を体験しながらも「ストーマ造設を受け止めようとする」.そして,「将来のことを考えて不安になる」が,「他者に支えられる」ことで,「健康や人生への捉え方が変わる」体験をしていた.高齢でストーマを保有した人の看護援助は,周手術期には心身の変化を高齢者自身が主体的に乗り越えていけるように,特に病名を告げられる時,ストーマを直視する時,ストーマケアに関する教育を受ける時に家族や医療従事者などが支援者となり積極的に関わっていく必要がある.さらに退院後には,その人が病気体験を通した今までの人生の語りができる機会や場を看護師が調整し提供する看護援助が必要である.}, pages = {314--322}, title = {ストーマを造設した高齢者の体験に関する文献検討}, volume = {82}, year = {} }