@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00003849, author = {芳賀, 秀郷 and 船登, 雅彦 and 新田, 雅一 and 松浦, 光洋 and 龍, 家圭 and 三邉, 武彦 and 西中, 直也 and 槇, 宏太郎 and 三邉, 武幸}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2021-10, 2021-11-16}, note = {アスリートの競技力向上や外傷予防に医科学サポートを取り入れることは重要であり,口腔内環境もまたパフォーマンスに影響を及ぼす要因の1つである.競技パフォーマンスに支障となりうる問題を早期に抽出し対応することが重要となるが,本邦における大学アスリートへのデンタルチェックを含むメディカルチェックの普及率は未だ低く,また同一アスリートが継続的に受診した報告も多くはない.今回,大学ラグビーアスリートのデンタルチェックを分析評価しその詳細について報告する.2019年度に昭和大学スポーツ運動科学研究所のメディカルチェックを受診した同一チームに所属する大学ラグビーアスリート45名(男性,平均年齢19.3歳)を対象とした.マウスガード(以下,MG)の装着率は73.3%であり,そのうちカスタムメイドタイプが84.8%であった.またプラークコントロールレコード(以下,PCR)の平均は60.3±18.4%,DMF歯率は平均18.3%,1人平均DMF歯数(DMFT指数)は5.4本であった.統計解析より,カリスクリーンの測定値とPCRに有意な正の相関が認められた.また唾液量とDMF歯率,唾液量と歯周組織検査の際の出血(bleeding on probing:以下,BOP)ともに有意な負の相関が認められた.咬合接触面積とポジションを検討した結果,咬合接触面積はバックスに比べてフォワードが有意に大きい結果となった.本結果より過去の報告同様,大学アスリートの口腔内環境は早期に改善が必要な状況が示唆された.本対象集団のようにチーム単位での定期的なメディカルチェック受診は非常に重要である.今後も継続的に得られたデンタルチェック結果をデータベース化し,医療面からアスリートに貢献していきたいと考える.}, pages = {347--354}, title = {デンタルチェックの分析評価からみた大学ラグビーアスリートの口腔内状況の現状}, volume = {81}, year = {} }