@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000343, author = {佐々木, 寛 and 滝, 元宏 and 宮沢, 篤生 and 中野, 有也 and 櫻井, 基一郎 and 三浦, 文宏 and 水野, 克己 and 板橋, 家頭夫}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2014-08, 2019-07-26}, note = {インスリン様成長因子(insulin-like-growth factor-I:IGF-I)は成長や中枢神経系の発達に重要な役割を果たすことが知られている。そこで、当院で行っているearly aggressive nutrition(以下EAN)がIGF-Iに与える影響について検討を行った。2008年8月から2010年3月までに当院に入院した極低出生体重児44名のうち、先天奇形や死亡例を除きかつ臍帯血および生後2週間のIGF-I測定が可能であった25例を対象に成長や栄養摂取量との関連について検討を行った。その結果、1)生後2週間の体重SDスコアは出生時に比べて-1.0SD(95%CI:-1.2~0.8SD、P<0.001)低下したが、この間の血清IGF-I値には有意な変化は見られなかった。2)生後2週のIGF-I値を従属変数とし、在胎週数、出生体重、性別、生後2週間の累積蛋白質摂取量、累積エネルギー摂取量、最低体重から生後2週までの体重増加率を独立変数として重回帰分析を行ったところ、有意に関連する要因は出生体重(β=0.672、P=0.008)と体重増加率(β=0.366、P=0.036)であった。以上より、EAN施行下では体重SDスコアが減少してもIGF-I値は出生レベルに維持されており、この時点のIGF-I値を規定するのは出生体重と細胞外液量縮少後の体重増加であることが示された。(著者抄録)}, pages = {421--427}, title = {当院における極低出生体重児に対するEarly Aggressive Nutritionが生後2週間の成長とIGF-Iに与える効果}, volume = {74}, year = {} }