@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00003402, author = {鶴田, かおり and 宮川, 哲夫}, issue = {2}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2020-07, 2020-07-10}, note = {本研究では慢性閉塞性肺疾患(Chronic obstructive pulmonary disease:COPD)セルフ・エフィカシースケール日本語版(The COPD Self-efficacy scale Japanese:CSES-J)を作成することとした.2019年1月〜4月の期間中,外来通院中のCOPD患者95例を対象とした.CSES-J,一般性セルフ・エフィカシースケール(The general self-efficacy scale:GSES),HADS(Hospital Anxiety and Depression Scale 日本語版),主観的幸福感,基本チェックリストで調査を行い,診療録から呼吸機能検査,GOLD分類を抽出した.CSES-Jの信頼性,妥当性の検討を実施した.有意水準は全て5%未満とした.信頼性の検討については,Cronbachの信頼係数αは0.98であった.妥当性については,CSES-J合計点と5つの下位尺度は,GSES合計点,主観的幸福感の下位尺度の自信と達成感,HADS(日本語版)合計点と基本チェックリスト総得点,日常生活関連動作,認知機能,抑うつ気分との間に弱い〜中等度の相関を示した.因子妥当性については,第4因子まで有効であることを示し,KMO測度は0.93,バートレットの球面性検定はp<.01であった.信頼性に関しては,良好な内的整合性が確認された.CSES-J合計点と下位尺度と種々のアンケートとの相関結果より,妥当性が確認された.因子構造がCSESと異なっていたが,対象者の特性や文化の違いが原因であった可能性が考えられる.}, pages = {144--154}, title = {COPDセルフ・エフィカシースケール日本語版の作成及び信頼性と妥当性の検討}, volume = {80}, year = {} }