@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00003370, author = {水越, 曜子 and 村瀬, 正彦 and 水野, 克己}, issue = {6}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2019-12, 2020-06-02}, note = {新生児は,出生後早期に軽度の呼吸障害のみでも重症化する恐れがあるので経時的な評価が必要である.このような症例に対応するためにわれわれは,軽度の呼吸障害症例の統一した評価と,重症化した症例の早期治療介入を目的に管理フローの運用を開始した.今回,管理フローの対象となった症例を検討したので報告する.院内出生児1,287名のうち,本管理フローの対象となった児は63名だった.管理フローを逸脱しNICU入院となったのは入院患者の32%で,生後1時間以内の入院が最も多く入院患者の48%だった.管理フロー逸脱の理由は,酸素投与の中止ができないが35%,努力呼吸が改善しないが25%だった.最も多い診断は,一過性多呼吸で35%だった.管理フローを経て母児同室となった症例で,呼吸障害の再燃によるNICUの再入院症例はなかった.今回,酸素投与が必要な軽度の呼吸障害症例に対して,本管理フローを用いた管理は有用である.}, pages = {772--777}, title = {新生児の軽度の呼吸障害症例の対応に関する検討}, volume = {79}, year = {} }