@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00003061, author = {市川, 雄大 and 山口, 徹太郎 and 芳賀, 秀郷 and 代田, 達夫 and 槇, 宏太郎}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2019-08, 2020-01-28}, note = {中高年以降の顎変形症患者の口腔内には,口腔清掃の困難さや咬合の不均一による歯や歯質欠損に対応する治療の結果として,しばしば不適切な補綴物が認められる.歯列の長期的な安定のためには矯正歯科治療を含む包括的な咬合治療により,適切な咬合関係の確立および顎口腔機能の改善が重要であると考えられる.本症例は,初診時年齢48歳0か月の女性,前歯の被せものを治したいことと全体的な咬み合わせを主訴に来院した.不適合な補綴物,叢生,反対咬合および非対称を伴う骨格性下顎前突症例である.個性正常咬合を獲得するため下顎右側側切歯を抜去し,マルチブラケット装置による外科的矯正治療を適用し,歯周治療や補綴処置を含む包括的なアプローチにより審美的かつ機能的咬合が得られた.患者の主訴は改善され,審美的にも咬合状態においても安定している.現在は,定期的な経過観察と保定管理を行っている.今後も歯周組織や下顎運動時の咬頭干渉に留意しながら長期経過を確認していく必要性が考えられる.}, pages = {519--528}, title = {包括的治療を行った下顎第二大臼歯欠損を伴う骨格性下顎前突症例}, volume = {79}, year = {} }