@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00003020, author = {佐藤, 馨 and 安田, 知弘 and 新井, 昌幸 and 中村, 弘毅 and 神崎, 浩二}, issue = {2}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2019-04, 2019-11-28}, note = {半月板亜全摘術後に進行した外側型変形性膝関節症に対する世界的な標準治療は同種半月板移植であるが,本邦では施行が難しくわれわれは自家腱を用いた半月板再建術を施行してきた.しかし術中に半月板後節が残存している症例も存在するため,今後は遺残半月板を温存する半月板部分再建術の開発が合理的である.本研究は実臨床で半月板部分再建術を行うことを目的として,家兎を用いて関節側骨孔開口部位置の異なる半月板部分再建モデルを作成し術後の移植腱や関節軟骨に関して比較検討を行った.日本白色家兎15羽を用いて,両膝の内側半月板に部分欠損を作成し,骨孔を介して半月板欠損部に移植腱を留置した.半月板中後節部の骨孔開口位置を右膝は脛骨関節面より作成し関節面群とし,左膝は非荷重部である脛骨の内側角より作成し関節面外群とした.術後2,4,8,12,18週で屠殺し,移植腱の組織学的評価および関節軟骨の肉眼的評価を行った.関節面群では術後4週から移植腱の変性を認め,大腿骨内側顆部には骨棘形成を認めた.関節面外群では術後18週まで脛骨関節軟骨が温存されていたが,関節面群では軟骨損傷が生じた.関節面群はその骨孔位置により,移植腱が力学的負荷を受け変性し,軟骨損傷が進行しやすい環境にあると考えた.臨床において半月板部分再建術を施行する際の骨孔は関節面外に作成するのが適切であることが示唆された.}, pages = {171--176}, title = {Telescopic rodを用いた荷重とひずみ計測}, volume = {79}, year = {} }