@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000263, author = {藤政, 浩一朗 and 村上, 雅彦 and 渡辺, 誠 and 野垣, 航二 and 五藤, 哲 and 草野, 智一 and 松田, 和広 and 北島, 徹也 and 大野, 浩平 and 内田, 茉莉依 and 山崎, 公靖 and 藤森, 聰 and 大塚, 耕司 and 青木, 武士 and 加藤, 貴史}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2015-08, 2019-07-26}, note = {症例は57歳男性。通勤ラッシュの駅構内で駆け込み乗車をしようとしたところ、ホームの防護柵で左上腹部を打撲。直後より、心窩部の激痛を自覚し、近医に救急搬送された。心窩部に圧痛と腹膜刺激症状、腹部CTで肝表面に遊離ガスを認め、穿孔性腹膜炎の診断で当科紹介となった。受傷5時間後に小腸穿孔を強く疑い、腹腔鏡下に腹腔内観察したところ、中等量の汚染腹水を左横隔膜下に認めた。胃、十二指腸に異常所見は認めなかったが、上部小腸周囲に白苔を伴う炎症所見が観察されたため、上腹部正中に4cmの小切開を追加した。創外で小腸を検索したところ、Treitz靱帯より約35cm肛門側の小腸に約1.5cm×1.0cmの穿孔部を1ヶ所認めた。穿孔部位をトリミング後に縫合閉鎖し、手術終了とした。その他、明らかな臓器損傷部位は認めなかった。術後経過良好で、第11病日に退院となった。鈍的腹部外傷による小腸穿孔は術前診断・穿孔部位同定に難渋することが多い。循環動態が安定していれば腹腔鏡下手術は低侵襲下に診断、治療が施行できるため有用であると考えられた。(著者抄録)}, pages = {486--489}, title = {腹腔鏡が損傷部位同定に有用であった腹部打撲による小腸穿孔の1例}, volume = {75}, year = {} }