@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000257, author = {小川, 祐 and 深貝, 隆志 and 松井, 祐輝 and 古敷谷, 淳 and 中里, 武彦 and 押野見, 和彦 and 森田, 順 and 麻生, 太行 and 直江, 道夫 and 冨士, 幸藏 and 小川, 良雄}, issue = {4}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2015-08, 2019-07-26}, note = {前立腺癌に対する長期のアンドロゲン除去療法(Androgen deprivation therapy:ADT)における骨密度減少について、本邦で詳細な報告は未だ少ないと言える。今回われわれはADTを施行した前立腺癌患者の骨密度を治療前から経時的に腰椎、大腿骨近位部(全体:Total Hip)、橈骨遠位端の3ヶ所について測定を行い、その変化について検討を行った。2004年以降に昭和大学病院で診断された骨転移を認めない前立腺癌患者で、ADTを施行し1年以上経過を観察した76例を対象とした。患者背景は年齢中央値76歳(59~89)、PSA中央値17.5ng/ml(0.3~1600)であった。これらの症例でADTを中止するまで年に1度、上記の部位の骨密度の測定を続け最長5年目(20例)までの部位毎の変化について検討した。ADT開始後、各部位で有意な骨密度の低下を認めた。加齢による変化も考え、Zscoreも用いて比較しても骨密度の低下は各部位で有意であった。腰椎や大腿骨近位部は治療後3年目以降は骨密度の低下が治まっていたが、橈骨遠位端では5年後も骨密度の低下が続いていた。WHOや日本の骨粗鬆症診断基準では一般的に腰椎、大腿骨近位部の骨密度測定が薦められているが、前立腺癌に対する長期のADTを行っている患者の骨密度の評価には橈骨遠位端が適している可能性が示唆された。(著者抄録)}, pages = {444--449}, title = {前立腺癌に対する長期のアンドロゲン除去療法による骨密度の経時的な変化に関する検討}, volume = {75}, year = {} }