@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000230, author = {高橋, 真由 and 栗原, 祐史 and 代田, 達夫 and 樋口, 大輔 and 馬場, 一美 and 髙橋, 浩二}, issue = {6}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2015-12, 2019-07-26}, note = {舌半側切除術,下顎骨辺縁切除術および遊離腹直筋皮弁による即時口腔再建術が施行された舌口底癌患者に対してインプラント補綴物を適用し,術後の顎口腔機能を評価した.腸骨海綿骨細片移植により顎堤を再建し,術後6か月目にインプラントを埋入した.インプラント埋入後約6か月目にインプラント2次手術および口腔前庭拡張術を行い,インプラント補綴物を装着した.術後約2年9か月経過時,インプラント体の動揺やインプラント周囲骨の異常吸収,インプラント周囲炎は認めず,周囲軟組織との高い適合性が確認できた.咀嚼機能においては術後に顕著な改善が認められた.言語機能においては,インプラント術前に舌接触補助床を装着したところ,会話明瞭度および発語明瞭度検査の改善を認めたが,インプラント補綴物装着後では,インプラント手術前と比較してわずかであるが低下していた.口腔癌切除に伴う顎口腔機能障害は多様である.したがって,顎骨を再建し,インプラント補綴物を装着しても,それだけでは機能再建には至らない場合が少なくない.口腔機能障害の原因ならびに病態の評価,口腔リハビリテーションの併用,補綴治療計画に基づいた手術法の選択が患者のQOLの向上に繋がると考える.}, pages = {675--682}, title = {舌口底癌切除症例に対してインプラント補綴により顎口腔機能再建を行った1例}, volume = {75}, year = {} }