@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00000143, author = {池谷, 洋一 and 櫛橋, 幸民 and 江川, 峻哉 and 池田, 賢一郎 and 勝田, 秀行 and 八十, 篤聡 and 倉澤, 侑也 and 木村, 百合香 and 小林, 一女 and 嶋根, 俊和}, issue = {1}, journal = {昭和学士会雑誌}, month = {2017-02, 2019-07-26}, note = {セツキシマブはヒト上皮増殖因子受容体に対する分子標的薬である.2012年12月に頭頸部癌にも保険適用の承認がなされてから新たな治療の選択肢となっている.セツキシマブの有害事象に関して,痤瘡様皮疹やインフュージョンリアクション,間質性肺炎がよく知られているが,骨髄抑制の発現の報告は少ない.今回,われわれは下咽頭癌に対しセツキシマブ併用放射線療法を施行し,好中球減少(Grade4)を生じた症例を経験したので報告する.症例は63歳男性.左頸部腫瘤のため当センターを紹介され受診し,精査の結果,下咽頭癌cT1N2aM0と診断した.治療前にHb6.9g/dlと貧血を認めたため,セツキシマブ併用放射線療法を行うこととした.セツキシマブの投与量は初回400mg/m2,2回目以降250mg/m2で週1回毎週投与し,計6回投与した.経過中に痤瘡様皮疹(Grade2)と粘膜炎(Grade2)の有害事象を認めた.最終投与後4日目に好中球数500/mm3まで低下しG-CSF投与を開始したが,翌日には好中球数210/mm3まで減少した(Grade4).G-CSF投与開始後7日目に好中球数5,700/mm3まで改善した.}, pages = {96--100}, title = {セツキシマブ併用放射線療法中にGrade4の好中球減少を生じた下咽頭癌の1例}, volume = {77}, year = {} }