@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00001192, author = {山本, 敬子 and 前田, 節子}, issue = {12}, journal = {昭和大学保健医療学雑誌}, month = {2014-03, 2019-07-26}, note = {終末期がん患者のほぼ半数は、呼吸困難感を経験する。本研究の最終目的は、全人的苦痛に伴う様々なストレスに関与した呼吸困難感のある終末期がん患者に対して、タッチ療法の有用性を科学的に検証することである。さらに今回、フットリフレクソロジーにおける呼吸困難感低減について、事例を通し予備研究として質的、量的に検討した。対象は、SpO295%以上あるが呼吸困難感のある終末期がん患者、施術中の安静臥床、また、言語的コミュニケーションに支障のないことを選定条件とし、倫理手続きに則り快諾の得られた肺がん 3名、胆管がん 1 名、食道がん 1 名の5名であった。施術は日本リフレクソロジー協会の英国式を採用し、同協会のライセンスを持つ研究者によって、原則的に数日おき3回行った。各 10 分、両足で20 分間とし、施術後 15-20 分間の半構成的面接を行い、録音されたデータを質的に分析した。また、呼吸困難感の知覚について Numerical Rating Scale の申告を施術前後に依頼し、それらのデータを量的に分析した。その結果、「症状緩和」「快適さ」、「リラックス感:気持ちが約・安らぎ、暖まり、眠気」にカテゴライズされ、また、申告から呼吸困難感は有意に呼吸困難の知覚は低減した(p=0.038)。タッチ療法の施術による気持ちよさは、呼吸困難感低減に関与し、さらに気持ちの表出、回想・ライフレビューの場の提供への貢献が示唆された。}, pages = {63--72}, title = {呼吸困難感のある終末期がん患者へのタッチ療法の意義:フットリフレソロジーにおける予備的研究}, year = {} }