@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00001154, author = {半田, 智子 and 黒岩, 亮平 and 石井, 亜矢子 and 栗原, 竜也 and 渥美, 聡孝 and 上條, 由美 and 木内, 祐二 and 内田, 一二三 and 加藤, 裕久}, issue = {2}, journal = {昭和大学薬学雑誌}, month = {2011-12, 2019-07-26}, note = {平成23年3月11日に発生した東日本大震災後、昭和大学医療救援隊は岩手県下閉伊郡山田町で医療救援活動を行った。町立山田南小学校が医療拠点となり、校内に併設された臨時薬局が救援医薬品の集積場所となった。この臨時薬局が救援医薬品を管理するためにExcelで作成した医薬品データベース(DB)を解析し、山田地区全体の医薬品の動向から、被災地で必要とされる医薬品情報について検討する。平成23年3月23日から4月8日までの医薬品DBの医薬品の薬効別の種類、数量、使用状況に対して記述統計分析を行った。4月8日時点で在庫された医薬品は406品目であった。薬効分類別では、循環器官用薬が17%、中枢神経系用薬が11%、感染症用薬9%となった。循環器官用薬のうち、血圧降下剤は7品目の作用機序の異なる医薬品が供給されていた。同成分同規格であっても異なる医薬品名であり、照合や読替えが頻発した。合剤の使用は比較的少なかった。また複数の成分規格が在庫され、在庫数の増加につながった。備蓄薬の感染症用薬は震災や津波に対応できる内容であった。小児患者への投与量に対応するための約束処方は奏功した。406品目のうち実際に使用されたのは3分の1の137医薬品であった。医薬品の読替えのために医薬品集が必要であった。臨時薬局に多くの医薬品が集積したが、効率的な運用のためにも、平時から救援医薬品リストの見直しと、医薬品DBを作成し、災害時には医薬品とともにDBがインストールされたノートパソコンを用意すべきである。その他にも薬用量換算表や小児用約束処方、災害時約束処方などによって円滑な救援活動のための工夫が必要である。(著者抄録)}, pages = {159--168}, title = {医薬品需要の動向からみた被災地に必要な医薬品情報}, volume = {2}, year = {} }