@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00001139, author = {佐口, 健一 and 大井, 浩明 and 木内, 祐二}, issue = {2}, journal = {昭和大学薬学雑誌}, month = {2012-12, 2019-07-26}, note = {薬学部では、多くの学生が高校時に生物系や物理系科目を、一部履修あるいは全く履修していないために、これらの分野に関する学生の基礎学力が不十分である。殆どの学生が履修している化学においてもその学力にはばらつきが見られる。このような状態では、様々な分野が相互に関与している薬学専門科目を習得することは容易ではない。そこで我々は薬学専門科目の講義を受ける上で必要となる基礎薬学分野(生物・物理・化学)の学力向上を目的として、2年生および3年生のカリキュラムに基礎薬学演習を導入することを試みた。まず、実際に異なる教材を用いた演習後に、教材、演習方法などについてのアンケート調査を行い、演習方法と教材を決定した。その結果、教材には解説の付いている問題集を希望する回答が多かった。しかし、解説を読んでも理解できず、どのようにして調べたらよいかも分からないという回答も得られ、基礎学力が乏しく、また自学自習に慣れていない学生には問題集の使用は難しいと考えられた。そこで、教員が作成した基礎的な問題を教材とした。学生は、その問題に一定時間で解答し、教員の問題解説を聞いた後に、与えられた類題の理解が不十分な部分を直接教員に質問するという演習方法を試みた。その結果、「演習を行った範囲の理解度が深まった」、「学習に対してやる気が出た」という回答が得られた。以上から、教材は教員が作成した問題、演習方法については学生が解答した後に教員が解説するという方法に決定した。また、学生のコメントより、基礎薬学演習が学習に対するモチベーションの上昇に寄与できていると考えられた。(著者抄録)}, pages = {175--182}, title = {基礎薬学演習の導入}, volume = {3}, year = {} }