@article{oai:showa.repo.nii.ac.jp:00001098, author = {渋澤, 亜子 and 渋澤, 龍之 and 槇, 宏太郎}, issue = {2}, journal = {Dental medicine research}, month = {2010-07, 2019-07-26}, note = {患者は初診時15歳2ヵ月の女児、前歯の歯並びを主訴に来院した。下顎両側中切歯の先天性欠如、第二大臼歯部の頬舌的すれ違い咬合、上顎歯列の叢生、および上顎前歯の唇側傾斜を伴うAngle III級症例である。治療としては、上顎両側第一小臼歯の抜去、下顎では、側切歯を中切歯、犬歯を側切歯、第一小臼歯を犬歯とみなし排列を行った。下顎歯列において、側切歯のかわりに犬歯、犬歯のかわりに小臼歯を用いる場合、歯冠幅径ならびに頬舌的な厚みの違いにより、前歯部の被蓋関係、前方・側方運動時の誘導、および臼歯部咬頭嵌合の構築において苦慮することが予想される。多くの場合、歯冠の形態修正を必要とするが、本症例では、調和のとれた上下顎前歯部歯冠幅径であったため、歯の移動のみで咬頭干渉を回避し、下顎の前方ならびに側方運動時における誘導も良好な機能的咬合が得られた。(著者抄録)}, pages = {151--155}, title = {下顎中切歯先天性欠如を伴うAngle III級症例}, volume = {30}, year = {} }